植物講座2021 (録画配信)プログラム詳細



【 プログラム詳細 】




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① 葉

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植物を知るために、まずは名前を知りたいと思う人は多いと思いますが、見分けるのが難しいという声をよく聞きます。


植物を見分けたり特定するにはコツがあります。


何となく植物全体を見ているとなかなか特定は難しいですが、植物の部分の中の決められたポイントに着目することでぐんと見分ける力が付きます。


座学「葉」の講座では、植物を見分けるポイントを中心にお伝えします。


また、植物図鑑に出てくる専門用語はとっつきにくい印象がありますが、植物の専門用語を理解することが植物を見分ける近道になります。


「葉」では、植物の専門用語をわかりやすくお伝えします。


植物が見分けられるようになると、おうちの周りの景色やいつもの散歩道が違った趣に見えてきて、身の回りの植物との距離がぐっと近くなります。


●「葉」プログラム

植物を「葉」で見分けていくための10個のポイントをわかりやすくお伝えします。

〇葉全体の形

〇葉の縁

〇葉の全体の形

〇葉の先端の形

〇葉の基部(付け根)の形

〇葉柄の状態

〇葉脈の走り方

〇葉の付き方

〇茎の状態

〇五感で見分ける





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②、③ 花-1、花-2

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花にはなぜ特有の色と形があるのか。


早春に咲く花はなぜ黄色が多いのか。


植物はどのタイミングで花を咲かせようと思うのか。


知っているようで知らない花の世界。


花の中には、植物の何億年もの進化の歴史が凝縮されています。


私たちの目を楽しませてくれる花の色は、何億年も昔に、植物が海から陸に上陸したときに植物が陸上のストレスから身を守るために獲得した、生きていくための成分の色です。


花の存在そのものも、植物が生きていくために獲得したもの。


特別な場所に行かなくても、一歩家の外に出れば、実はたくさんのお花が咲いています。


植物の生き方を知るとそれまで見ていた植物が全く違った存在に見えてきます。


そんな植物と暮らす毎日は、とても楽しいです。


「座学 花」の講座が、そんな楽しい暮らしのきっかけになればと思っています。


●「花」プログラム

〇植物の誕生と花の誕生

〇花の色と植物の命を繋ぐもの

〇花の色の成分

〇虫の目に映る植物

〇葉と花が作られる仕組み

〇花の咲く時を決めるもの





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④ 蜂と植物と私たち 

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植物が生きる上で虫の存在は不可欠です。また、虫にとっても植物の存在は不可欠です。


虫の中でも蜂は特に植物にとってはとてもありがたい存在で、昔の人は蜂のことを「神様の化身」とか、蜂蜜のことを「神様の涙」などと言ってとても大切にしてきました。


また、生き残っていくための植物の進化と蜂の進化のタイミングがほぼ同時期であるなど、植物と蜂は昔からずっと一緒に生きてきました。


植物は植物だけで生きているわけではなく、植物を学ぶ上で蜂のことを知っておくことはとても大切なことだと思っています。


それは私たちが生きていくことにも繋がることだと思うのです。


●「植物と蜂と私たち」プログラム

〇花の出現と虫や鳥との共存

〇ハナバチの出現

〇ミツバチの生態とハチミツ

〇養蜂~ミツバチと人とのかかわり~

〇アピセラピー 薬としてのハチミツ

〇ミツバチと地球

〇ミツバチを取り巻く環境

〇農業に使われるミツバチ

〇ミツバチの生きやすい環境





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⑤ 森と海と空と私たち

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私たち人間が、人間だけでは生きていけないように、植物もまた、植物単体で生きていくことはできません。


植物を抱く森と海、その間に位置する私たちの繋がりを学ぶことは、私たちを含む宇宙全体を学ぶこと。


昔の人はこの繋がりのことをよくわかっていて、その証拠に今でもこの繋がりを絶やさないように続けられている行事や儀式が数多くあります。


この繋がりがわかってくると、朝に飲むコップ一杯のお水の中に、森と海、空、宇宙を感じることができます。


そんな意識で暮らすことは心の穏やかさや平和に繋がることだと思うのです。


「森と海と空と私たち」プログラム

〇日本の森

〇森の役割

〇海の食物連鎖

〇鉄の役割

〇森の土の構造

〇日本の森と海の今

〇私たちにできること





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⑥ 樹木

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公園樹や街路樹など、日常で樹木を目にする機会は多いと思いますが、木の生態について知っている人は案外少ないのではないでしょうか。


また、樹木からは精油などを採取することができますが、アロマセラピーに親しむ人も、精油の素となる樹木の生き方については知らない方が多いと思います。


一本の樹木の中には、盛んに生きている「生」の部分と盛んに生きる時期を過ぎてもなお、樹木を支える存在となっている「死」の部分が同居しています。


樹木は体の一部を積極的に老化させたり、最初から死ぬことがプログラミングされているような樹木の一部分もあります。


樹木の生態を知るとき私が一番惹かれる部分はそこで、そんな樹木の生き方は私たち人間にとっても学ぶ部分が大きいです。


多くの人に木の生き方を知ってほしいです。


「樹木」プログラム

〇樹木の構造

〇樹木の成長

〇樹木の防衛方法

〇常緑樹と落葉樹

〇樹木の老化

〇世代を超える樹木の旅





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⑦ 実と種

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タネはいつ発芽するのでしょう。


タネは芽生えたところで生きていけるのかをとても合理的に判断しています。


あの小さなタネの中には遺伝情報や、生きていくための知恵がたくさん詰まっています。


「座学 実と種」では、タネが発芽する判断をどのようにしているのかというお話や、植物は多様性を確保するために自分と同じ遺伝子を持つ花粉は受け入れないような様々な工夫をしているというお話などを中心にします。

 

また、「はじける」、「飛ぶ」、「くっつく」、「流される」など、タネが命を繋ぐための工夫は、美しい姿となって現れています。


「座学 実と種」ではタネの造形の美しさにもフォーカスし、「見る」ことに重点を置いています。


●「実と種」プログラム

〇タネの構造

〇眠るタネ

〇タネの環境適応

〇タネが光を感じる仕組み

〇受粉

〇花の雌雄

〇自分の花粉を受け入れる植物、受け入れない植物

〇受精

〇タネの散布





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⑧ 暦

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古来、暦は自然と共にありました。


湘南には湘南の自然に合わせた暦、八ヶ岳には八ヶ岳の自然に合わせた暦があったのです。


暦のそもそもの始まりは農事暦でした。つまり人が農作業をするために暦は生まれたのです。


そのため、農事の無い冬の間は、暦が存在しない時代もありました。


暦が農事暦としての機能を持っていた時代は、暦は地域の自然や月や太陽の動きと共にありました。


暦が、人の管理のための暦に変わってから、暮らしの中で自然を意識する機会は減ってしまったのかもしれません。


私たちを取り巻く現代社会はグレゴリオ暦で回っていますが、心の中に持つ暦は各々が選ぶことができます。


この暦の講座がそんな選択肢の一つになればいいなと思います。


●「暦」プログラム

〇太陽暦、太陰暦、太陰太陽暦

〇暦の成り立ち

〇グレゴリオ暦

〇中国暦

〇日本の暦

〇旧暦の月名

〇二十四節気

〇七十二候

〇雑節





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⑨ 植物のネットワーク  

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植物は動かないことを選んだがゆえに、そこに居ながらにして周囲と巧みにコミュニケーションをとっています。


原初の植物が海で生まれ、やがて地上に上がった時、地球にはまだ充分に植物を育めるような栄養豊富な土壌はありませんでした。


そのため、植物は地上に上がったその時から今に至るまで周りの生き物の力を借りて生きているのです。そして周りの生き物も、植物の存在なしでは生きていけず、はるか昔から植物とほかの生き物は助け合って生きてきました。


私たちの目には見えにくいですが、地上と地中には植物同士や植物とほかの生き物同士のネットワークがはり巡らされていて、植物とその周りの生き物はお互いが生きるためのコミュニケーションを盛んに行っています。


講座「植物のネットワーク」ではそんなことを中心にお伝えします。私たちの目には見えないけれど確実に存在すること。知ることで、見えてくる植物の世界が変わるかもしれません。


●「植物のネットワーク」プログラム

〇地上のネットワーク

〇地下のネットワーク ~ 植物と菌の出会い

〇植物と菌根菌の共生

〇菌根菌の種類

〇植物と菌根菌の様々な関係

〇木同士のネットワーク


★YouTubeチャンネルでそれぞれの講座の冒頭30分間を無料公開しております。

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