ハコベ ~薬草界のエリート~

オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウなど、温かくなると顔を出す小さな植物たち。


 その中でも今日はこちらの方



ハコベ




とっても元気です。


ハコベは、ハコベラとも言い、春の七草のひとつです。



日本に数えきれないくらいある植物のうちの7つのうちの一つに選ばれるハコベは、


まさに植物界のエリート!




ハコベは繁縷 (はんろう)とう生薬名を持ち、その薬効は数え切れないほどあります。




生葉を絞ってその汁を塗れば、あせも、切り傷に効き、搾り汁を耳に垂らすと中耳炎に効くと言われています。



生葉のしぼり汁を飲むと、緊張からくる頭痛、腹痛を和らげてくれるとも言われています。




やわらかくひょろひょろとしたハコベですが、昔は産後のお母さんのからだを整える養生食として有名でした。




造血作用があるため、お産で血液をたくさん使い、産後も赤ちゃんに母乳をあげるお母さんのからだを整えてくれ、お乳の出をよくしてくれる(母乳の元は血液なので)ありがたい薬草でした。





解毒、整腸、整胃、便秘、腹痛に効くともいわれています。




そんなハコベのもう一つ有名な作用について。





ハコベの小さな花びらに注目してください。








ハコベの花びらは何枚だと思いますか?

10枚?

不正解(笑)!




ハコベの花びらをさらによく見てみると




一枚の花びらには切れ込みが深く入っていてハートの形をしています。



この花びらが5枚組み合わさって一組になっているのです。




なぜこんな意地悪な質問をするかというと(笑)


ハコベの花びら

こんな形


逆さにすると


こんな感じ



これ、何でしょうか


絵が下手すぎてわからないかな(笑)


歯です。




植物の形は人のからだのパーツの形に対応していて、その部分を癒してくれるものがあるような気がするのです。(個人的な感覚です)




歯槽膿漏や口内炎などの口腔疾患に効くと言われているのは、ハコベの有名な作用です。




昔の人はこのハコベから


ハコベ塩という歯磨き粉


を作っていたそうです。





素敵でしょ?





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