華岡青洲という人~紫雲膏 開発者の物語~
別名を「塗る漢方」と言われる紫雲膏。
今日はこの紫雲膏のレシピを開発した、江戸時代の医師、華岡青洲(はなおかせいしゅう)という人のお話です。
華岡青洲は父の跡を継いで外科医になりましたが、手術での患者さんの苦しみを和らげるために麻酔薬の開発をすすめたそうです。
実験を重ねた結果、チョウセンアサガオ、トリカブトなどの6種類の薬草(前述の2種類はいわゆる毒草です)に、一時的に痛みを取り除く作用があることを突き止めました。
そしてこの6種類の薬草を調合して、記録に残る限りでは世界で最初に全身麻酔を使った手術に成功しました。
この手術に至るまでには、妻と母が麻酔薬の実験台になり、母は亡くなり、妻は失明するという大きな犠牲が伴ったそうです。
やけどや切り傷、しもやけ、シミなどの皮膚疾患全般に効くと言われ、日常の肌のお手入れにもお使いいただける紫雲膏(当ワークショップでは豚脂不使用です) づくりのワークショップはいよいよ今週土曜日開催。
お申し込みは下記ホームページよりお願いいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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