風邪が治った日のお手当 〜 暮らしの中の身近な生薬 〜

 生薬というとなんだか難しそうなイメージですが、私達の暮らしの中に生薬になる植物はたくさんあります。 


例えば大根。 


民間療法では大根おろしとか、葉っぱを乾かしたものを昔から使いますが、生薬としては。 


莱服子(らいふくし)と言います。 


消化促進、咳止め、去痰、お腹の痛みを止めるなど、その他にもたくさんの薬効があります。 


今日のタイトル、「風邪が治った日のお手当」ですが、、、 


二日間ひいていた風邪が治ったのが嬉しすぎて、ついつい夕ご飯を食べ過ぎたら猛烈に胃に負担がかかり、これは「莱服子でお手当を!」となったのでした。 




お友達から頂いた大根の種。


 野口の種(固定種、在来種を扱う、希少な種屋さん)の大根の種を蒔いて、お庭で何年か種継した種。



 種の入っている鞘も、なんだか大根みたいな形をしています。


 鞘を崩してみると中から赤茶色の種。 形も大きさも様々。



 それぞれの個性を持った種たち。


 何だかとても安心します。


 友人のお庭で何世代かに渡って生きてきた大根の時間を感じます。



 種を10粒くらい。


 水から煎じてもそのまま食べてもいいのだけど、せっかくだから種そのものの味を感じたいと思い、そのまま食べてみます。


 苦い!強烈に!


 この味が胃酸の分泌を促進してくれるのかな。(夕ご飯のあとで食べた莱服子は強烈に苦かったのだけど、翌朝食べた莱服子はナッツみたいな味。その時の体の状態によって感じる味が違うのかも。) 


今年は我が家もこの種を蒔いてみたいと思います。


 そして、風邪が治ったからといって食べすぎるのはやめようと思います。 

Kigi

薬草専門家   植物の声を聞く人 八ヶ岳南麓にて季節の薬草観察会、薬草を使ったコスメやお手当の講座などを開催しております。 足元の植物に感謝と敬意をもって共に生きる暮らしをご提案しております。 出張講座のご依頼、ご質問などお気軽にお問合せください。 代表 波多野ゆふ 08kigi@gmail.com