スイカズラ ~ 金銀花という美しい生薬名を持つ植物

今の季節、お勝手の戸を開けて台所仕事をしていると、甘い香りがふわっと漂ってきます。

この香りの正体はスイカズラ。


スイカズラは、学名をLonicera japonicaと言います。


学名に「ジャポニカ」とついているものは日本の固有種です。


昔から日本の人たちと共に生きてきたスイカズラ、この甘い香りは不思議と夜のほうが強いのです。




スイカズラは肌に対する作用としては、収れん作用があるため、毛穴を引き締め目立ちにくくする効果があります。


さらに、メラニンの生成を抑制する働きもあることから、美白効果も期待できます。



スイカズラは別名を金銀花(キンギンカ)と言います。


同じ株に白と黄色の花が付いていて、白い花を銀花、黄色い花を金花と言い、白い花が受粉すると黄色に変色するそうです。


受粉を助けている虫たちに、「もう受粉済みだよ!」と知らせるためでしょうか。


なんだか昔の既婚女性がお歯黒をしているかのようです。

この金銀花は生薬名でもあります。


花が開く前に収穫し、乾燥させたスイカズラ蕾のことを生薬名で金銀花と言い、金銀花は様々な漢方薬として使われています。

この金銀花は、中国茶にもなっていて、名前はそのまんま、金銀花茶と言います。


金銀花茶には、発熱、炎症、充血、膨脹、出血などの熱症状の改善、解毒、抗菌、抗ウイルス、浄血、健胃、利尿、風邪予防、成人病予防、肌荒れ予防などの様々な薬効があると言われています。


お味はさっぱりとした感じで、後からお花の香りがほのかにします。

さて、Kigiのスイカズラのワークショップではこの金銀花茶をお出しします。

体の中から外から、スイカズラの魅力を存分に感じてください。




★ 6/18,25開催。野草観察とスイカズラの蒸留コスメづくりワークショップはこちら


Kigi

薬草専門家   植物の声を聞く人 八ヶ岳南麓にて季節の薬草観察会、薬草を使ったコスメやお手当の講座などを開催しております。 足元の植物に感謝と敬意をもって共に生きる暮らしをご提案しております。 出張講座のご依頼、ご質問などお気軽にお問合せください。 代表 波多野ゆふ 08kigi@gmail.com